1. HOME
  2. 共用利用マネジメント部門
  3. リモート・スマート共用環境
  4. 【整備情報】BD FACSCanto IIフローサイトメーター

【整備情報】BD FACSCanto IIフローサイトメーター

共用設備のリモート化・スマート化の整備情報
設備名 BD FACSCanto IIフローサイトメーター(設備詳細ページ
設置部局・部署 医学系研究科共通機器室 実験室1
用途 細胞の解析
整備内容 スマート化:ハイスループットサンプラー(HTS)導入(CFC事業)
整備年度 令和3年度

スマート化の概要

 フローサイトメーターは個々の細胞が発現する複数のタンパクなどの情報を同時に解析できる機器で、細胞の特性を理解するうえで欠かせないものである。当機器室のフローサイトメーター(BD FACSCanto II)は、5mLサンプルチューブを1本ずつ手動でサンプラーに差し込んで測定するタイプであったため、サンプル数が多い場合は非常に手間がかかっていた。  今回導入したHTSは、96ウェルプレートの使用を可能にするもので、一度の操作で96検体まで自動的に測定できる装置である。
Canto II全景
HTSサンプラー
作業の様子

成果

 多検体自動測定が可能になり利便性が高まった結果、利用件数(月平均)が2021年度後期実績で1.6倍、2022年度実績で1.8倍程度に増加した。